#4 腹痛耐久記

 

数少ない自分が尊敬する友達が腹痛についてブログを書いていたので自分も書いてみようと思う。

 

腹痛、それは予期しないような状況で訪れることが多い。そして大抵トイレが遠いことが多い。あの耐え忍ぶ苦痛はそうそう経験できるものではない。

 

まず考えられる絶望的状況が阪急の特急。

トイレがついてない。

催してきたらまず○門に意識を集中させ、足をクロスし肛○を締める。 常備してるビオフェルミンを飲む。ビオフェルミン信者にとってのプラシーボ効果みたいなもん。

聴いてる音楽にイライラしてくるからイヤホンを外す。

だってこっちが生死をさまよい社会的な死を避けようと頑張ってるのに

「わ〜たし さくらんぼ〜」なんて聞くと

お前はさくらんぼじゃねぇ!と思ってしまう

 少し余裕があるなら経路検索であと何分で次の駅に着くかを計算する。

駅に着いてもドアが開いた瞬間走り出すようなヘマはしない。意識を集中させ締めていた○門が緩んでしまうからである。慎重かつ迅速にトイレへと直行する。そういう時は大抵トイレは空いている。トイレの神様はちゃんと見てくれてるのである。

そうして用を足しながら思うことは

「自分はまた一つ修羅場をかいくぐった。また一つ強くなれた」

 

高校の授業中や教習所の学科・技能教習もキツかった。手を挙げていくことが憚られるような雰囲気。あのキツさは経験したことない人にはわからない。

 

そして最もキツいと個人的に思うのが、

合宿でのバス、である。

朝早くに集合、完全な密室空間、車酔い…

腹痛の役満である。

 

トイレがついてるタイプのバスもあるけどそうそう巡り会うことはない。

 

まず朝ごはんを食べないのはもちろん、

出発前は何回もトイレに行き、お前は本当に大丈夫かと問いかける。もしヤバそうになってきた時は、なるべく寝ることに努める。眠ると、眠りにつく直前の状態で便意がセーブされるからである。だから便意の波の上限付近は耐え忍び、下限付近で気合いで寝る。もちろんサービスエリアで買い食いするようなヘマはしない。

 

 

バスとか電車に乗ってる時にお腹が痛くならない人は人生かなり得している

バスの中でサービスエリアで買ったパンとか嬉しそうに食べる人の気がしれない。ヨーグルトやコーヒーなどもってのほかである

 

 

結局なにが言いたいかというと

 

 

ビオフェルミンは神

 

 

 

なんの話やねん。

もうええわ。